7月の上旬に大間へ行きました。
旅の目的の一つが「大間のマグロ」を食べること。
ただし、陸の旅路は難ありです。それは東京からは遠いからです。
それをどうしたらいいか・・・答えは・・・函館から行けばいいのです!
新鮮でコリッとした食感のトロが好きな方にはおすすめな紹介です。
それでは一緒に見ていきましょう。
東京から大間は遠い?
調べると青森県の下北駅からバスで1時間40分程度かかることがわかりました。
発想の転換をして、「函館から大間へのフェリー」を調べると、なんと1時間30分で行けることがわかりました。
前日に函館大門横丁の「大謀」ママが、「マグロは大間より函館でショ。」豪語してました。
それを確認するためにも9時30分発のフェリーに乗ります。
函館駅前の11番乗り場から8時15分にバスは出ます。
函館帝産バス(こちら) 現金乗車320円です。
メモ
函館帝産バスは現金乗車のみで交通系ICカードは使えません(2022年7月現在) 小銭の用意を!
帝産バスはオレンジのラインが入ったバスで、函館フェリーターミナル行きのバスは少し小ぶりのバスです。
バスはラビスタ前を通り、景色の良い高架のバイパスを抜けて函館フェリーターミナルに向います。
函館フェリーターミナル(こちら)に着きました。
大きな立派なターミナルです。
海のほうへ回り込んでみると大きなフェリーが停泊しています。
大間行きも同じ「津軽海峡フェリー(こちら)」さんです。
乗船方法は慣れたお客に続けーっ
ターミナルの奥のほうの出口のところに、乗り場の案内があるのですが・・・
ちょっと意味が分かりません。「えっ、いったん外に出たところに乗り場があるのだろうか。」
「そういうことか」
時間になり慣れたお客さんが外に出て、ついていくと、車と同じ入り口から乗ることがわかりました。
船内に入ると客室に上がるエスカレーターが設置されていました。
結構の数のキャンピングカーが乗船していました。
客室です。
もっと費用を出せばリクライニングできるシートもありましたが、寝そべれる普通客室(2200円)にしました。
しかし・・・船は密閉されていて、甲板みたいな外に出られるところはないんですね。
フェリーの席のタイプは?
津軽海峡フェリーの席の種類は、ファーストシート(座席)、カジュアルシート(座席)、スタンダート(写真と同じ)の3種類です
天気は曇り・・・海も灰色です。
フェリーはとても静かで、揺れもしません。安心です。
1時間30分で大間です。
大間に無事に到着。
下船は大間ターミナルの2階に付けるようです。
降りたらいよいよマグロです。有名な「長宝丸」さんへ徒歩移動です。
まぐろ 「長宝丸」さん
フェリーをおりて10分も経たずに「長宝丸」さんの看板が見えてきました。
まだ開店前の時間です。「待て!」
遂に到着!「長宝丸(こちら)」様ぁ~。
店内の様子です。
物販もあるようです。
こちらも店内で、奥が厨房のようです。
メニューを見ましょう。
もちろん、「まぐろ定食」3980円!(2022年7月現在)
待つことしばし・・・・生唾が出てきそう。
来たぁ!!
モズクに、血合いの煮つけ、茶わん蒸しも付いています。
もうちょっとカメラをヨリにして・・・・
左から、赤身、大トロ 中トロ だそうです。
食す!
・・・東京で食べるトロと違い、新鮮すぎて・・・トロが硬い・・・コリコリしてます。
ノビシメ的には・・・ちょっと残念な感じで・・・
函館大門横丁の「大謀」さんのママさんが勝ったというか・・
やはりマグロはある程度「熟成」させて口の中でとろけるほうが美味しいかもです、ノビシメ的には。
いいお勉強ができました!
見方を変えれば・・・コリコリの新鮮なトロがお好きな方は、大間の「長宝丸」さんへ! ですネ。
長宝丸さんにお礼を言ってタクシーを呼んでもらい、外のマグロのオブジェの前で待ちます。
帰りのフェリーまでに少しの時間があるので、
本州最北端の温浴施設へGO!
本州最北端 大間温泉
タクシーに乗って数分(940円)で着きました。
ここが本州最北端の温浴施設「大間町海峡保養センター(こちら)」です。
立派な建物です。
注意
帰り大間ターミナルまでの迎車時間を予約しておこう「大間タクシー(こちら)」
入り口に入ると一本釣り師になれる切り抜きの背景がありました(笑)。
とっても面白そうですいいんだけど、撮ってくれそうな人が、まずいない。
温浴施設は脱衣所も浴室も広い。露天浴はないですがサウナはありました(入浴料+タオル 計600円)。
入浴後の休憩スペース。右のついたての向こうに団体のお客様がいます。
つまり、休憩所はかなり広いのがわかります。
「本日は海マグロと丘マグロ(大間だけで消費される牛肉らしいです)の食べ比べでーす!」と団体の進行役の声がまる聞こえです(笑)。
気になります・・・「大間の牛肉」。
大間温泉のタオル。いいですね、味わいがあります。
大間町海峡保養センター(おおま温泉)はそれほど混んでなく、おすすめな本州最北端の温浴施設でした。
お迎えのタクシーも時間通りに来てくれました。
函館に帰るための大間のフェリーターミナル(こちら)です。
函館ターミナルの四分の一ぐらいの建物ですが、凛としています。
しかし・・・大変に曇って寒々しい空に見えてしまいますが、気温は22度あり心地よかったですよ。
おしまいに
いかがだったでしょうか。大間。
東京からだと新幹線で八戸、下北と行き、そこからバスで1時間40分ほどかかる大間。
でも、函館からだと津軽海峡を渡って1時間30分。面白いですよね。
念願だった大間のマグロも堪能でき、いい旅でした。
函館も楽しめちゃうので「大間に行くなら函館から」 おすすめです!
おしまい